旧WanWan-MowMow記事
  2008〜2013

海外の風景

電子機器/オーディオ関連



音楽・楽器関連記事

Blog :  電子機器/オーディオ関連

HTC Desire - Gingerbread 2.3.3 導入


2012.02.08
丸一日苦闘の末、HTC DesireのROMをAnroid 2.3.3(Gingerbread)に入れ替え、S-OFFを設定してルートを取得することができた。

僕のHTC Desireは2010年の夏頃にドバイで買ったもので、当初はAndroid 2.1(Eclair)が入っており、それを購入直後に2.2(Frozen Yogurt)に入れ替えていた。

その時もウェブ情報を頼りにあれこれ試してみて中々スムーズに行かなかったのだが、なんとかルートを取ってFROYOを入れることができた。でも、何かどこかがおかしくなっていて、スマホとしての機能にはなんら障害はなかったのだが、OTAでもSDカードからでも全くアップデートができずにいた。どうやらUSB Brickという症状に罹り、システムがSDカードをマウントできなくなっていたようだ。

機能に問題が無いならそのまま使っていればよいではないかと思うかもしれないが、実はHTC Desireのストレージ容量はとても貧弱で、ちょっと大き目なアプリを数本インストールすると直ぐに容量不足の警告が出てしまう。そこで困るのが、アプリを追加できないことだけではなく、容量不足になるとグーグルのカレンダーや連絡先のデータが同期しなくなってしまうのである。

これを解決する策としてCyanogen ModというカスタムROMが存在することを知り、ウェブ上に記されている手順に従って導入を試みたのだが、これが全くうまく行かない。漸くしてその理由が先に書いたようにUSB Brick状態になっていることであることが判った。しかしUSB Brick症状を治そうにも、これもどうも一筋縄ではいかない。

HBOOTのバージョンが0.83であったこともことを難しくしていた。

で、そんな状態からどうやったかというのがこの記事の本題であり、以下の通りである。


1)一旦 HTC Syncを最新のバージョンにアップデートしておき、ドライバーだけを残して、HTC Syncの本体をアンインストール。

2)以下のHTCの開発者向けサイトのKernel Source Codeのダウンロードページ からHTC Desire Android 2.3 Upgradeをダウンロードして、zipファイルを解凍。

http://htcdev/devcenter/downloads

3)HTC Desireをパソコンに接続して解凍したフォルダーの中のexeファイルを実行。


なんとたったこれだけで Gingerbread 2.3.3 に入れ替えることができてしまったのである。今までの苦労はなんだったのか。HTCの開発者サイトを知らなかっただけか...

但しこれだとルート権限がない状態に戻ってしまっている。HBOOTのバージョンは0.83から1.02に変わった。

Cyangen Modを導入するにはS-OFFとルートが取れていなければならない。そこでUnrevoked3を使ってみたが何かが引っかかって完了できない。Gingerbreakもやってみたがダメ。

そこで、


1)Revolutionary (http://revolutionary.io/) を使ってまずS-OFFにする。HBOOT 0.83だと対応していないが、1.02 であればRevolutionaryが使える。これを実行するとHBOOTバージョンが6.93となり、ClockworkMoD Recoveryがインストールされる。

2)以下のリンクから su-2.3.6.3-efgh-signed.zip をダウンロードし、SDカードのルートに保存しておき、Recoveryから同ファイルを実行。これでルートを取得できる。

http://forum.xda-developers.com/attachment.php?attachmentid=670828&d=1311991644


さて、ルートを取ったのでいよいよCyanogen Modをインストール。ところがROM Managerアプリを使って何度か試みるが、どうしてもCyanogen Modの青いスプラッシュスクリーンを通過できない。つまり最後のセットアップのところでこけているようで、インストールを完了できない。4、5回程試したが、とうとうCyanogen Modの導入は諦めることにした。

というのも通常のGingerbreadでルートが取れていればストレージ容量を稼ぐためにアプリをSDカードにインストールしたり、普通なら削除できないプレインストールされたアプリを削除できてしまったりするということが判ったからだ。Android SDKのadb shellを使って操作する必要があるのだが、具体的な手順は次のサイトに記載されている。

http://muffinresearch.co.uk/archives/2011/02/02/android-force-moving-apps-to-an-sd-card/

これをやった後はTitanium Backupというアプリで普通なら消せないグーグルやメーカーお仕着せのアプリを削除してしまうことが出来る。また、マーケットからダウンロードしたアプリをSDカードにどんどん移すことができ、ROMのストレージエリアの消費を抑えてくれる。

しかし、これで問題解決万々歳かというとそうではなく、日本語をきれいに表示する為に日本語フォントを入れようとすると今度はadb shellのcp(コピー)というコマンドが使えない。ウェブではcpを使ってやる手順が多く紹介されいるが、最近はどうやらcpコマンドがSDKに標準搭載されていないらしい。

日本語はちゃんと日本の漢字で表示してほしいので、Cyanogen Modは諦めても日本語フォントは是非とも入れたい。そこで必死でウェブをサーチした結果、BusyBoxというアプリをスマホにインストールしてやればcpコマンドが使えるようになることが判明。これで念願の日本語フォントを入れることができた。


とある週末、以上のことに丸一日を潰してしまったのであった。